子沢山かあちゃんの牛歩

子育てや庭いじり。日々徒然。

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旅立ちの日

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「もう大丈夫だろう。〇〇(長男)は。」卒団式の後の打ち上げから帰ってきた夫はそう呟いた。3年間お世話になったチーム。厳しいけれど、熱意を持った指導者のもと、長男はかなり成長したのではないだろうか。私は送迎はしたけれど、コーチや他の保護者とのやりとり、試合の帯同等、親としての務めのほとんどを夫に依存していた。夫は長男に力を入れてみてきた分、卒団式では感きわまる面があるとは思う。スポーツ能力が平均レベル以上の子供たちが集まっているチームだから、長男にとっては厳しい環境ではあったとは思うし、そこで精神的にも肉体的にも鍛えられたとは思う。長男は中学1年生の時、義親宅で一年お世話になった。引越しを視野に入れて、転校しなくてすむように、先に新天地に長男を送りこんだ訳だ。学校の部活に入らずに、クラブチームに入団した事に対して、義親は当初難色をしめしていた。スポーツのためでなく進学のために長男の面倒をみてあげてるのに…と。長男も親元を離れて新しい環境に慣れないうちから、厳しいクラブに入り、2.3ヶ月してからだったか辞めると言い始めた。私はやめて学校の部活に入ったらいいという考えだった。しかし夫がコーチと話し合いをもって、長男と実親を説得し、チームに残ることにはなった。長男が中学2年に進級して、一家で夫の実家の近くに引越しをした。それからは夫が実親に代わり全面的に長男のスポーツのフォローをし始めることになる。そうした経緯もあるからこそ、長男がお世話になったチームへの思い入れも、夫は強く感じているとは思う。夫自身はスポーツ経験者ではない。そういった側面もあり、子供たちがスポーツに取り組む事に対して、熱くなるのかなとも思う。子供に自分を重ねて、第2の青春を追体験しているというのか…。それはコンプレックスの裏返しなんかでもなくて、自分の人生になかったことを子供たちと一緒に体験することで、楽しんでいる感覚だとは思う。

 

親としての関わり方を評価するならば、私は夫にはかなわない。夫が先々やってくれるから、それに甘えて楽している部分があるとは思う。最近の子育て環境は、私が子供時代の頃とは様変わりしている。私もスポ少に入っていたが、親の帯同もそこまでなかったし、親同士が関わりをもつこともあまりなかった。昔は中学の運動会や部活に親が顔出すこともなかったが、今では顔出す親の割合の方が多い。少子化の影響もあるのか、教育の現場に保護者がより関わる事をよしとする空気が作られてきているのかもしれない。

 

私のPTAデビューは長男の幼稚園だった。12年前のことだ。それから4人、四つの幼稚園PTAを経験してきて、かなり精神的にしんどい思いをしてきた。それは私がコミュ障で対人関係能力が低かったからだ。その環境がどうこうというよりも、私が未熟な親だったから適応できなかっただけのことだ。そのしんどさも歳月を経るごとに減ってきた。場数を踏み人に慣れてきた事もある。そしてトラブルにならないように、付き合いの幅を狭めて、予防線をはるようにもなってきた。数々の対人トラブルを経験し、元々もったキャパの低さを自覚できたから、自分では処理できそうもない事には手を出さなくなった。そうやって自分にとって安心できるエリアを決め込んで守りに入ろうとする態度は、第三者からみると引きこもりにうつるとは思う。そしてこのスタンスを取れるのも、夫がいるからこそであり、もし夫がいなければ子供がいる立場上、もう少し外に出て行かざるを得なくなるとは思う。

 

今日は朝から雨。次男だけが登校していった。卒業式を終えた他の3人は、世間よりも一足先に春休みに入った。子供達が持ち帰った学用品の置き場所に困る。冬の間活躍した防寒着も、いらなくはなってきている。気候もよくなってきていることだし、春休みの間に徐々に片付けをしていけたらとは思う。

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