子沢山かあちゃんの牛歩

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帰省③(箇条書き)

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書けば書くほど醜態さらしている気がするけど…。

 

数十年前は同じ屋根の下に住み、同じ釜の飯を食べ、同じ布団で寝ていた家族が、それぞれ伴侶を持ち、別世帯で生活を営み始めると、モノの見方や価値観が変わっていくということ。

 

今回、私の姉妹と集うために、合宿目的で利用されることもあるような宿泊施設を私が予約したんですよ。連泊にもなるから宿泊料金が高い場所は負担にもなるし、子供がいるから騒ぐことも想定される。部活動の宿泊にも利用されるようなホテルがベストだと思ったわけなんです。

 

すると次姉の一言にはイラっときましたね。「お風呂とトイレが共用のホテルなんか、うちは泊まったことない。うちはいつも新しいホテルしか泊まらない。」

一緒に何かをする際に、生活レベルに差があるとお互いにきつい思いをするのだなあという事が分かります。

 

この件があって、数年前に知り合ったママの話を思い出しました。そのママは外向的で、それぞれ県外に住む3家族で旅行に行くことが毎年恒例となっているようでした。

 

泊まるホテルも高級ホテルで、ママはホテル内のエステを利用したりと、豪華なバカンスを楽しんでいるようでした。ただその内の1家族は、金銭的に無理して旅行に参加していることが伝わってきたと、そのママは言ってました。

 

家族でも生活レベルの差があると、一緒に何かをするのにきつい思いをするのに、友達家族と一緒に行動するって、結構気疲れするだろうなあとは思います。

 

それでも親戚づきあいとなると、従兄弟同士の交流をはかる事が、互いの子供にとってメリットになるかなとも思えます。じゃあ自分が子供時代に接点をもった従兄弟と今も付き合いがあるかというと、年賀状だけの付き合いだったり、全く音信不通の従兄弟もいたりします。

 

最近は昔の日本に比べると、親戚間の繋がりさえも希薄な「無縁社会」になってきているとよく聞きます。私が今まで知り合ったママさん達の話を聞いても、夫の親に孫を会わせたくないからと、意図的に義親と接点をもたないようにしているお嫁さんの話も聞きました。

 

随分前にその話を聞いた時は、(ママちゃん冷酷だなあ〜)と思いました。でも今の自分は実母に対して同じ仕打ちをしようとしている訳なんですよ。長姉も次姉も、母の再婚相手と接点をもち、孫も会わせています。私が同じことをすることは、父の誇りを汚すことになってしまうのではと思うんです。

 

私の考え方は、「Aを支持するためにBを批判する。」になってしまっているとは思います。心で動いているというよりかは、ここで私がこういう出方をすると、辛うじてつながっている私の生家にいた家族員の感情のバランスが益々崩れてしまうから、「母とは会わない行動」を私がとることで、均衡状態を保てるのではと考えた訳なのです。

 

「親は敬うべきである」とか、「親孝行するのは子の努めである」という道徳感は、時に精神的なプレッシャーとなり、心の枷となることがあります。熟年離婚してしまった両親に対しての距離の取り方や、昔ながらの家制度が当てはまらない私の生家を見る時に、とてもきつい思いはします。

 

ちなみに私が今住む地域には、両方の実家が同じ地区にあっても、嫁は夫の親と同居し、家事全般を担っている出来たお嫁さんが結構いらっしゃいます。地方ではあっても県庁所在地に住んでいた頃に知り合ったママさん達とは、また雰囲気が違っていたりするのです。

 

 

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